手書きバティックのバリキルト

鮮やかな南国テイストのバリキルト

鮮やかな南国テイストのクッションカバー&ベットカバーでバリ島気分に~♪
新しいバリ島のバティック雑貨、バリキルト工房を訪ねて

バリキルトの画像

バリキルトとは?

プルメリアの画像

南国のお花の代表フランジパニ(プルメリア)

バリ島で新しく生まれたキルト製品のバリキルト。 キルトとは表地と裏地の間に薄い綿を入れ、縫い合わせたものを言い、ヨーロッパで発祥しアメリカで大きく発展しました。 特に人気なのはハワイで生まれたハワイアンキルトで、南国の草花や動物など、切り絵のように切り抜いた模様をアップリケのように縫い付けています。 ハワイアンショップだけではなく、色々な場所で目にしたことがあるのではないでしょうか。

ハワイアンキルトの画像
シンメトリーの美しい模様はハワイアンキルトの特徴
パッチワークキルトの画像
布を縫い合わせたパッチワークキルトはアメリカで生まれました

キルトは、ヨーロッパの寒冷地で保湿のために布の間に綿を入れて、
作られたのが始まりと言われています。

アメリカに渡ったキルトは小さなハギレを縫い合わせたパッチワークキルトに生まれ変わり、 また、ハワイに渡ったキルトは大胆に布を切り抜き、縫い合わせるといったデザイン要素の高いハワイアンキルトとなりました。

現在では、とっても有名となったキルト製品ですが、近年バリ島に渡ったキルトは、
インドネシアのバティック手法を取り入れた新しいキルトとして注目されています!

バリキルトの工房が集まる場所は、
ウブドのお隣のサヤン村からクデワタン村に続く道沿いに点在しています。

ここは、ウブド中心地からチャンプアンの橋を渡った先にあり、
ラフティングで有名なアユン川に囲まれている、のどかで緑豊かなエリア。

渓谷沿いには、フォーシーズンズリゾートやアマンダリなど、
5つ星のラグジュアリーホテルが多く集まる場所でも場所でもあるのです。

レストランGayaの画像
サヤン村にあるステキなレストランGaya
アユン川ラフティングの画像
隣接するアユン川はラフティングで有名
フォーシーズンズリゾートの画像
緑豊かな渓谷沿いは高級ホテルが並んています
ハイビスカスの画像

ハイビスカス、モンステラ、ヘリコニアの南国モチーフで描かれた元気カラーのバリキルト

自然豊かなこのエリアで作られるキルトは、南国エキスたっぷりの鮮やかなスタイル。

モチーフはハイビスカスやフランジパニ、ロータスなどの南国の花々が多く、 色鮮やかに染め上げられた布はまさに南国気分~♪

もともとこのエリアは、バリ雑貨としても有名な『バティックペインティング』と呼ばれる、絵画のようなロウケツ染めが盛んな場所。 ロウケツ染めとは、通称バティック(Batik)と呼ばれ、 特にジャワ島のものが有名な為、別名ジャワ更紗と呼ばれています。 2009年には世界無形文化遺産に認定され、正装はバティック柄シャツと決まっていて、国民にもとっても人気のある布なんです!

インドネシアは多数の島が集まる国ですが、地域によって柄の特徴があり、 その土地で芽生えた文化が色濃くバティックに表現される為、 地域によってまったく違った特徴のバティックが生まれているのです!

ロータスの画像
美しいロータス(蓮)もモチーフとして人気
クズマニアの画像
まさに南国っぽい花はクズマニアという花がモデル
蝋描き用の道具の画像

蝋描き用の道具、チャンティン

では、バリのバティックとは??

バリでは昔から絣のイカットと呼ばれる織物、トゥガナンで有名なダブルイカットのグリンシンが普及しており、 20世紀後半になり、観光用のバティック工房が出来るまでは作られていなかったのです。 バリ島産のバティックの歴史はまだ浅く、新しいバリ雑貨として注目されています。

ジャワのバティックは古典的な模様で点描きや細かい模様が施されるのに対し、 バリバティックは細かい模様は描かれず、太いチャンティン(canting)を使って大きく大胆な柄で色鮮やかに描かれるのが特徴。

細かい模様などはないですが、大胆な色使いと大きなモチーフ、 バリ島の太陽と花をギュッと詰め込み、心から元気になるデザインでかなり気に入ってしまいました♪

プルメリアの画像
色鮮やかに描かれたプルメリア!まるで絵画のようです~
ジャワバティックの画像
細かい模様が施されるのはジャワバティックの特徴

ウブドエリアのプンゴセカンで有名な画風であるプンゴセカンスタイルのような、 鳥や花などが鮮やかに生き生きと描かれるスタイルがキルトにも反映されているのです。

kain カイン
模様
pola ポラ
warna ワルナ
オーダー
pesan プサン
布団
selimut スリムッ

また、バティックの街として有名なトパティ(tohpati)は大きなバティック工房が沢山あり観光地としても有名ですが、 このエリアで作られるバティックはジャワのバティックモチーフを生かしたデザインのものがほとんどとなっています。

最近では新しいバリのモチーフを取り入れたバティックも生み出されるようになっていますが、 ウブド近郊で作られるバティックペインティングとはまた違った風合いとなっています。

実際にベッドカバーとして使うもの良いですが、タペストリーとして壁に飾るのもステキ!
この1枚でお部屋が一気に南国テイストになっちゃいます。

お店に飾られたサンプルを眺めていると、あれも!これも!と目移りしちゃいました!

ベッドカバーの画像
鮮やかな配色は南国ならでは。
一気にお部屋が華やかになりそうですね
枕カバーの画像
枕カバーやクッションカバーも元気カラー!
ベッドカバーとお揃いで♪

ウブドエリアには瞑想やヨガをやる人が多く集まる為か、
ブッダやガネーシャなどのヒンドゥーモチーフなどの観光客向けの柄も多く作られています。

アジアンテイストなインテリアを目指すにはぴったり~!
ヨガスクールやマッサージのお店などに飾ってあるのを見かけます。

ガネーシャの画像
学問の神様『ガネーシャ』
チャクラの画像
チャクラをモチーフにしたバティック
ハワイアンキルトの画像

波紋のようなエコーキルトはハワイアンキルトの特徴

最近ではハワイやタヒチなどからのオーダーが多く、ハワイアンモチーフもかなり多く作られていました。 現在出回っているハワイアンキルトのほとんどがインドネシアやフィリピン、中国などで生産されているます。

ちょうど工房の見学をしていた時も、ロウ描き用のチャンティンを使い、”タヒチ”と書いていました(笑) タヒチへの輸出用商品を製作中で、1回のオーダーで200~300枚など、かなりの数のオーダーを受けているそうです。 と言うことで、バリでタヒチやハワイの物が買えちゃいます。。。

ヤシの木の画像

キルトの美しい模様は草花のシルエットから生まれました

人件費の問題かも知れませんが、やっぱり少し高くても現地で作られた物のほうが良いかなぁなんて思ってしまいます。

そんな南国ハワイのキルトですが、ハワイアンキルトの始まりは、干したシーツに写った草花の影があまりにも美しく、それを切り取って作ったのが始まりと言われています。

アップリケの輪郭に沿って均等な縫い目をエコーキルトと呼び、ハワイアンキルトには欠かせない存在となっています。

この線があることによって全体が引き締まり洗練されたデザインとなり、 布と布の間に綿を入れて縫い合わせるので、立体感が出てとても温かみのあるテイストに出来上がります。

すべて手縫いなので、ハワイアンキルトはとても高額となっているようです。

バリ島のキルトとどこが違うの?

ハワイアンキルトは柄となる布を折りたたみ、切り絵のように切り取ると、
上下左右対称の美しい模様ができます。

それを、表地にアップリケのように縫い付けていきますが、
バリキルトはインドネシアに昔から伝わる手法、ロウケツ染めで染め上げていきます。

表地に直接下絵を描き、チャンティンというロウケツ染め用の道具を使って、
溶かした蝋で大胆に柄を描いていきます。

そして染色後に蝋を落とし、柄の輪郭を縫っていくのです。

蝋で描いていくので輪郭線は必ず白く出来上がり、
色同士が区別されるのではっきりとした色使いとなります。

手縫いではなく、ミシンを使って縫っていくので、手間もかからず大量に作れるのだとか。
ミシンでダダダーっと縫ってしまうところがなんともバリらしい(笑)

ロウケツ染めの画像
溶かした蝋を使ってサラサラっと線を描いていますが、
とっても難しい作業です
ロウケツ染め2の画像
染色用の筆を使い色むらが出ないように、
短時間で塗っていきます

また、ハワイアンキルトのモチーフには色々な意味が込められており、
代表的なモチーフ、ウルと呼ばれるパンの木のモチーフは『成長や繁栄』、
プルメリアは『親愛や歓迎』などなど、さまざまな意味が込められているのですって!

そのほかにもカメやイルカのモチーフなど、
南国ならではの動物たちもモチーフとして使われています。

ウルの画像
ウルのモチーフはとっても有名
ヘリコニアの画像
南国らしいスタイル、ヘリコニアのモチーフ
これは手作りですか?
Barang ini kerajinan tangan?
バラン イニ クジナン タンガン?
同じ柄の枕カバーはありますか?
Ada pola sarung bantal yang sama?
アダ ポラ サルン バンタル ヤン サマ?
大きな(小さな)サイズはありますか?
Ada ukuran yang besar(kecil)?
アダ ウクラン ヤン ブサール(クチル)?
オーダーは出来ますか?
Bisa pesan?
ビサ プサン?
日本に送ることは出来ますか?
Bisa kirim ke jepang?
ビサ キリム ク ジュパン?

美しくシンメトリーのデザインで作られているだけだと思っていたので、柄に色々な思いが込められているとは知りませんでした。 全体のデザインだけではなく、込められた意味も考えながら見ていくと、キルトの見方も数倍楽しくなりますね!

キルトのサイズは豊富で、ベッドカバーはシングルサイズからキングサイズまで揃っています。 日本ではシングルからダブルサイズが普通だと思いますが、 輸出向け商品などはクイーン、キングサイズが多く、種類も豊富に揃っています。

シングルベッドを2個繋げている場合は、キングサイズと同じになるそうですので、夫婦の寝室にも使えますよね♪ この1枚があるとお部屋が南国ムードいっぱいになりますよ~!

ただ購入するときは、横幅のチェックはもちろんですが、長さも要チェック! 日本のサイズと比べると長すぎる場合があるので、デザインだけではなく、サイズも忘れずにチェックしないとっ!

ちなみにオーダーも1個から可能で、沢山のサンプルの中から選ぶことも出来ますが、デザイン持込もOKだとか。 ただし、原寸のデザインでの持ち込みをオススメします。 このデザインを拡大して~なんて言ったら、どんな風に描かれてしまうかが不安です。。。

サンプル写真の画像
サンプル写真もあるので、
お気に入りの柄を選んでオーダーできます
赤ちゃん用ベッドカバーの画像
80×100の小さなサイズは赤ちゃん用にピッタリ☆
こんな可愛い柄もありました~♪

赤ちゃん用の小さなサイズも発見しました!
出産祝いに名前を入れたりオリジナルデザインのキルトをプレゼント!なんてステキかも☆

そのほかにもバッグやクッションカバーなど沢山の雑貨があり、全部オーダー可能!
創作意欲がかき立てられちゃう工房見学でした~っ。

工房はサヤンエリアとスカワティエリアに多くあり、
ウブドやスカワティーのパサールなどにはバリキルトが置いてあるお店があります。

お店によってもスタイルが違うので、いろんなお店を回ってみるのも良いかも!
この1枚でお部屋が華やかになります~♪

新しいバリのバティック雑貨に認定です。

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バリキルトのアクセス

■住所:Jl.raya kedewatan,kedewatan,ubud

ウブド王宮からチャンプアン方面へ進み、ビンタンスーパーマーケットやネカミュージアムを通り過ぎ、道なりに車で10分ほど進んだ交差点付近。 フォーシーズンズサヤンのあるサヤン通り、そのまま北に伸びるクデワタン通りにはバティックペインティングの工房が点在しています。

世界のキルト

キルトの発祥はヨーロッパと言われており、保湿のために作られたのが始まり。 その後移民と一緒アメリカに渡ったキルトは後にハワイに伝わり、現在ではハワイアンキルトは芸術品として確立し、 そのデザインは多くの人に愛されています。全て手縫いで作られたものは 大変高価なため、近年ではハワイアンキルトを模倣したものも多く、インドネシアやフィリピン、中国など 多くの国で生産されるようになり、より身近になりました。

ハワイアンキルトの画像

バリキルト&バティックの写真

バリキルトの画像
山積みの在庫はほとんどが海外輸出用。
タヒチ、ハワイなどに輸出されます。
バリキルトのバッグの画像
かわいいバッグはお散歩バッグにぴったり~♪
ロウケツ染めの画像
蝋で太く描いた線は、色が染まらず白く出来上がります
バティックの画像
バティックペインティング製作中~!
1日に3枚作るのだとか
パッチワークキルトの画像
パサールにはバティックのハギレで作られたパッチワークキルトも多く売られています
バリバティックの画像
ビーチにぴったりなバリバティックはパレオにぴったり♪

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