バリ島の名だたる高級リゾートホテルや5つ星ホテル、レストランで御用達~♪

蓮やフランジパニ、女神などなど。

バリ島の自然をモチーフにした、ナチュラルでモダンな食器・陶器・箸置きを取り扱っているテーブルウェア『ジェンガラケラミック』。

バリ島の陶器の窯元ブランド『ジェンガラケラミック』へ、買い付けに行ってきました~♪

ジェンガラケラミックの画像

ジェンガラケラミックとは?

世界に誇るバリ島の陶器の窯元ブランド、ジェンガラケラミック。

バリ島ではアマンリゾーツ、アヤナリゾート、フォーシーズンリゾートなどの5つ星ホテル、 そのほかの国ではドバイ、モルディブ、マレーシアなどのアジアリゾートでも使用されるほど人気なジェンガラのテーブルウェア。

そのグレードの高さは、高級ホテルがこぞって使うほどにもなったバリ陶磁器です。

ジェンガラ食器の画像
モダンな中にも斬新なテイスト

今回は、その魅力をご紹介しますねっ!

バリ雑貨の中でも、ひときわ高級感の漂うジェンガラ『JENGGALA KERAMIK BALI』のお皿。

バリ島のおみやげにチョイスする方も多いのでは?

バリ島の南、バドゥン半島(Bukit Badung)にあるジンバラン地区に、ジェンガラケラミックのショールームと工房があります。

大きなショールームには、カラー別に商品たちが分類されディスプレイされていて、白で統一された店内はとても広くキレイ♪

ゆったりと美しく陳列されたディスプレイを見ていると、みんなほしくなってしまいそう。

ジェンガラケラミックのショールームの画像
広々とした店内は、明るくて開放的♪
バリ陶磁器の画像
ジェンガラの代表的なアースカラー

ジェンガラの食器の特徴は何といっても南国テイストのデザイン。

代表的なデザインには、フランジパニ(プルメリア)やバナナの葉、カエル、バリの女神をモチーフにしたもの。 バリ島の恵みそのままが、陶器のデザインに採用されているのです。

バナナリーフの画像
蓮の葉とバナナリーフ
カエルの画像
カエルのモチーフ
ハイビスカスの画像
ニューデザイン☆ハイビスカス柄

そしてカラーの豊富さもジェンガラの特徴!

釉薬(うわぐすり)は200種類以上あり、色の組み合わせ次第では 数え切れないほどのカラーを作り出すことが出来るのだとか。

蓮の花の皿の画像
蓮の葉をデザインした小皿。何色も色を重ねたような、 渋い感じが最近の流行りっぽい

実はジェンガラの一番の魅力は、陶器の質感。

ツルンとした艶のあるものから、手に馴染むようなマットな質感のものまで種類がとっても豊富。

ホワイト系でも、マット・ツヤ・質感など本当にいっぱいあって迷っちゃいます。

数種類はあるので、お気に入りの1つが必ず見つかりそう♪

手に取ったときのやさしく、暖かい手作りの感触に、多くの人が魅了されのでしょうねっ。

ジェンガラケラミックは、ニュージーランドのデザイナーさんとバリ人と一緒に設立された陶器ブランド『P.T.JENGGALA KERAMIKBALI(ジェンガラ社)』。

もともとはサヌールのバトゥ ジンバール(Batu jimbar)という場所にあり、 サリブミ(SARI BUMI)という小さなお店から始まりました。

昔は、サヌールの老舗カフェ『カフェ・バトゥジンバール』の奥にお店があり、 コチラのカフェで扱われている食器は、モチロン全てジェンガラケラミック製。

現在は移転してサリブミもなくなってしまいましたが、今でもずっとジェンガラの食器を使い続け、おいしいお茶と優雅なひとときを楽しめます。

日曜日の朝には、オーガニックの朝市をやっていたり、欧米人に人気の朝市はまるでフランスのマルシェのよう。

かなりオシャレ度大!

フードもそろってるので、お散歩がてらに超オススメです♪

■ジェンガラお買いモノで役立つ単語~インドネシア語&バリ語

陶器
keramik
ケラミック

お皿
piring
ピリン

マグカップ
cangkir
チャンキール

お椀
mangkuk
マンコッ

箸置き
tempat sumpit
テンパッスンピット


warna
ワルナ

アメニティーの画像
ジェンガラのアメニティーグッズ

また、同じサヌールにあるタンジュンサリホテル(Tandjung Sari Hotel)は、ジェンガラの創始者の一人が経営している老舗ホテル。

ホテルの床やバスルームのタイルもジェンガラケラミックのオリジナルで作られたものを使用。

そしてコーヒーカップからアメニティの石鹸置きまで、すべてジェンガラを使用た素敵なホテルです~♪

ジェンガラ初期の作品が見れるなんてとっても貴重です!

機会があればぜひ泊まってみたいなぁと感じちゃう、老舗ホテルでした。

タンジュンサリホテルの画像
お部屋のタイルもジェンガラ製♪
アンティークのタイルの画像
亀やニワトリなどが描かれたアンティークな柄

老舗のカフェやレストランで使わるほどのクォリティーの高さとデザイン性が、人から人へと良さが伝わり、世界に誇れるメーカーへと成長。

現在ではジンバランに大きなショールームを持つジェンガラですが、原点はサヌールにあったのですね。

タンジュンサリホテルの看板の画像
タンジュンサリホテル(Tandjung Sari Hotel)

ジェンガラのデザインは現在、3,000種を超えていて、著名なアーティストや日本人デザイナーも参加しているそうです。

ジェンガラの代表といえば、フランジパニを敷きつもたような模様。

実はこのフランジパニのデザインは、日本人のアイディアを元にして作られたものなんですって!

最初はもっと彫りの深いものだったのですが、機能性を考えて改良され現在のデザインに。

ジェンガラケラミックのショールームの画像
ジェンガラのトレードマーク、顔が4つ繋がったチリ(Cili)。稲の女神Dewi Sri(デウィ スリ)の別名で、意味は『富・幸運・五穀豊穣・子宝』
バリ陶磁器の画像
『ケンディ(Kendi)シリーズ』のティーポット
口をつけずに注ぎ口から水を飲むことができる、バリの伝統的なポットから生まれたデザイン

また、2006年からオーストラリアの技術を取り入れガラス部門が設立。

2010年にはバリ島に工房を持つガラスアーティストの鳥毛清喜さんとのコラボレーション作品もあります。

現在ではケラミック製品だけでなく、ガラス製品、木工製品やテーブルリネン など など 。

さまざまな種類のバリ陶磁器が増えてきました。(現在は鳥毛さん作品を取り扱ってないそうです。)

プルメリア柄の皿の画像
ジェンガラといえば、フランジパニのデザイン♪
バリ島製ガラス食器の画像
溜め息が出るほど美しい、鳥毛清喜さんガラスの食器
ジェンガラの食器の画像
ジェンガラの食器とティーセット

そしてこの建物内には、カフェ『ワルンケラミック(Warung keramik)』があり、実際にジェンガラケラミックの食器を使ってお茶を楽しめることができます。

実際に使用することで、使い勝手がわかるというのも嬉しいポイントですねっ!

私のオーダーしたハーブティは、『ケンディの黒のポット』、サンドイッチは『バナナリーフのプレート』で出てきました!

何の食器が使われて出てくるかというのも、ワクワクしてきます~♪

ポットは普通の取っ手のついたティーポットに比べて注ぎやすく、手首にも負担がかからない感じ。

実際に使ってみると、デザインだけではなく、機能性も良いことにびっくりしました!

もう、ますますほしい商品が増えてしまいました。

そしてカフェの隣には、絵付け体験教室(paint a pot)もあります。

毎日9時から5時までやっていて、絵付け後、3~4日程度で完成するそうです。

まずは20種類ほどあるカップやボール、プレートなどを選び、鉛筆で下書きをします。

その後は色や釉薬を選んで、思うままに描いていきましょう!

絵付け体験教室1の画像
絵付け体験中
絵付け体験教室2の画像
棚にはユニークな作品が飾ってあるので、アイディアの参考になるかも?

料金は種類によって違うようで、4万ルピアから23万ルピアまで。

また、要予約制となりますが、陶芸(ロクロ、手ひねり体験)もできるそうです。

2人までの個人レッスン体系で、2時間コース34万ルピア。

陶芸とペインティングは4時間コース630万ルピア。(2012/5月現在)

釜焼きやカラーリングを経て、13日~15日程度で完成!

受け取りに行かなくてはならないので、短期旅行者の方には難しいかもしれませんが、時間がある人はぜひチャレンジしてみてください!

定員2人までなので、じっくりと教えてくれそうでかなり興味が沸いてきました。

自分だけのオリジナルジェンガラが作れるなんて素敵!

ジェンガラ焼きの体験は、きっといい思い出をつくることが出来そうですね。

フランジパニの皿画像
一番のお気に入りはベビーピンク♪

また、ジェンガラではオリジナル商品のオーダーも可能。

バリ島のリゾートホテルのアリラヴィラやジェンガラの原点となったタンジュンサリホテルなど、ほとんどオリジナル商品。

最小100個から受け付けてくれるとの事ですので、ジェンガラでオリジナルデザインを作るなんて素敵ですね!

そんな素敵な商品が次々と生まれる工場は、ショールームの裏手にあり、 毎日1,500枚以上の製品が生まれています。

ではでは、どうやってジェンガラが作られていくのでしょうか。

ジェンガラの食器が出来るまでをご紹介します♪

セラミックの原料となる粘土は世界数カ国から輸入され、ジェンガラ独自の調合をしています。

形作りは、カップやボールなどはロクロを使って形成され、お皿類は専用の型を使い、プレスして作られます。

この型は石膏で作られており、オーダー品を含めると数え切れないほどの型があるのだとか。

先ほどのカフェ内に型が展示され、実際に見ることが出来ます。

バリ陶磁器の型の画像
フランジパニ灰皿の型
絵付け体験教室2の画像
実際に使われている石膏型

また、カエルなどの細かい装飾は、すべて職人さんたちがひとつひとつ手作りで作り上げていきます。

その後、形になった食器たちは表面を滑らかにする作業をして、 巨大なオーブンで焼きます。その後、色をのせていくのです。

また、釉薬(うわぐすり)のかかり具合によっても色や質感が変化するので、 同じデザインでも、ひとつひとつ個性のあるものに仕上がっていくのですね!

機械にほとんど頼らず、手作業で作り出されたジェンガラの商品たち。

でも、このすべてがショールームに並ぶ訳ではないのです。

厳しい検品を通過したA級品の商品のみショールームへ。

B級品はアウトレット商品となってしまうのです。

どの程度でアウトレット商品となってしまうのでしょう?

クタのサンセットどおりにあるファクトリーアウトレットにも行ってきました~!

■ジェンガラお買いモノで役立つインドネシア語&バリ語

大きい(小さい)サイズはありますか?
ada yang besar(kecil)?
アダ ヤン ブサール(クチール)?

この色が欲しいです。
saya mau warna ini
サヤ マウ ワルナ イニ

他の色はありますか?
ada yang warna beda?
アダ ヤン ワルナ ベダ?

包んでください
tolong bungkus
トロン ブンクス

これはいくらですか?
ini berapa harganya?
イニ ブラパ ハルガニャ

ジンバランにあるショールームから約30分ほどの距離にある、 サンセットロード沿いにあるアウトレットは平屋の建物で、 ひっそりとあるといった感じ。

大きな看板は出ているものの、そこにあることを知らなかったら見過ごしてしまうかもしれません。

ジェンガラケラミックのアウトレットの画像
ジェンガラケラミックのアウトレット店
ジェンガラ『フランジパニ』の画像
黒くポツンとある色飛び

建物に入ると、棚にびっしりとカラー別に商品が詰まれています。

ぱっと見た感じでは、どこに欠陥があるのかわからないほど。

色飛びや欠け、型落ち商品などがアウトレット商品となるようです。

しかも、ニューデザインのサクラシリーズも早速アウトレットに登場していました。

1点ものの商品も多く、なかなかセットで揃えるとなると難しいかもしれませんが、掘り出し物を見つけるのは楽しいですよね!

2010年以降作られたジェンガラ製品の刻印と※の皿画像
2010年以降作られたジェンガラ製品の刻印と※

そうそう、以前はアウトレット商品にはジェンガラの刻印が入っていなかったそうなのですが、 現在ではアウトレット商品でもほとんどの商品に刻印が入っているそうです。

ただ、デザインによっては正規商品でも刻印が押されていないものもあるそうです。

その刻印に加え、2010年頃から※印も追加され、2010年以降作られたジェンガラ製品には、刻印と※があるそうです。

写真の『*』印は刻印の右下にありますが、左上にもある商品もありました。

最近はジェンガラに似た商品も多いですので、本物のジェンガラケラミックを手に入れたいなら要チェックポイントですよっ!

値段は商品にもよるとは思いますが、本店価格の20~30%引きといったところ。

取材に行った時期(2012/5)は表示価格よりさらに20%オフ!とのことだったので、半額近い金額で購入することが出来ました♪

お土産やプレゼントにするにはちょっと。。かもしれませんが、自分用や普段にガンガンと使う分にはまったく問題ナシって感じでした。

また、サヌールにもグダンケラミックというアウトレットがあります。

現在改装工事中で、2012年9月頃にはリニューアルオープン予定。

グダンとはインドネシア語で「倉庫」と言う意味なのですが、以前は、本当に商品が山積みにされた倉庫そのままの感じでホコリも満載!

リニューアルしたら、サンセットロード沿いと同じくキレイなショールームで、お目当てを探しやすくなるかもしれませんね♪

バリ島内のジェンガラショップはジンバランのショールーム、クタのサンセットロード沿いのファクトリーアウトレット、サヌールのダナウタンブリンガン通りのグダンケラミックの3店。

アヤナリゾートやニッコーホテル、
グランドハイアットのギフトショップ、
DFSギャラリア。

ウブドでは、ラヤウブド通りのトコイーストやアンドンのデルタデワタでも購入可能です。

バリ雑貨の中でも、人気のある『ジェンガラケラミック』の陶磁器、ぜひお気に入りが見つかると良いですね♪

今回買い付けた『ジェンガラケラミック』のジェンガラのお箸&箸置はコチラです>>>

※ショールーム内は特別な許可を得て撮影しております。(2012/5)

ジェンガラケラミックへのアクセス

住所
Jl. Uluwatu II – Jimbaran

■Tel: (62)361-703-311
■営業時間:8:00~18:00(毎日営業)

空港からヌサドゥアへ続くバイパスを南下。

マクドナルドのある交差点右折し500mほど進んだ右側。

ウブドエリアから約1時間半、空港から20分ほど。(道路状況による)

バリ島の陶器について

ジェンガラと並び、バリを代表する陶器窯元が集まる、タバナンで作られる伝統工芸のタバナン焼き。

瓦生産地としても有名で、バリの家々に使われているオレンジの瓦のほとんどがタバナンで作られています。

ジェンガラと同じく自然モチーフの南国デザインと、どことなく素朴で味わいのあるスタイル。

ジェンガラ焼きはガス窯で高温で焼くことにより、艶のある美しい仕上がりとなりますが、 タバナン焼きはココナッツの殻を燃料として低温で焼いているので、艶消しの温かみある陶器が特徴です。

タバナン焼きの『瓦』屋根の画像

バリ陶磁器『ジェンガラケラミック』の写真

イチョウ柄のお皿の画像
『イチョウ柄』シリーズの小皿最近のブームは、日本テイストの和柄みたい
風鈴の画像
絵付け教室で、カワイイ陶器製の風鈴を発見~☆笑って見えるカエルくん、微笑ましいですっ
ジェンガラケラミックのショールーム内の画像
ショールーム内は白で統一棚はテーマカラー別になってるので探しやすい
ジェンガラケラミックの看板の画像
看板もオシャレ~☆さすがジェンガラさん4つの顔には『富と幸運、五穀豊穣や子宝』を意味
ジェンガラケラミックの玄関の画像
ひときわ目立つ真っ白の建物
ワルンケラミックカフェの看板の画像
ジェンガラ食器を使ってお茶を楽しめるカフェ

ワルンケラミックカフェのサンドイッチの画像
ハーブティは『ケンディの黒のポット』サンドイッチは『バナナリーフのプレート』
cafe『ワルンケラミック(Warung keramik)』の画像
アートに囲まれてちょっぴり美術館気分に~♪
サンセットロード沿いジェンガラケラミックのアウトレットの画像
アウトレット店内もホワイトカラーで統一
ジェンガラケラミック食器『サクラシリーズ』の画像
ニューデザインのサクラシリーズもアウトレットで発見!

※このページで表示している情報は、2012/5月現在です。