バリ島産のオーガニック100%のロー・カカオを使用!
ナチュラルな素材と製法にこだわった、バリのチョコレート・ファクトリー 『Pod Chocolate』。
チャーリーさんの『チョコレートファクトリー』って?
バリ島で、唯一オーガニックのカカオにこだわり、チョコレートを作っているプロダクト!
アメリカ人のチャーリーさんが手がけているチョコレート工房です。
インドネシア製のチョコレートって、あーんまり美味しくないと評判ですが、ここのチョコレートは、素材と作り方にちょっとしたこだわりが!
バリ島で採れるオーガニックのカカオや素材をふんだんに使ったチョコレートは、濃厚なカカオをちょっぴり大人味に仕上げたカカオ85%のビターテイストが魅力のお味♪
カカオ本来の味をグッと詰め込み、シンプルな工程で作り上げた『ロー・チョコレート (無精製のチョコレート)』は、バリ在住のナチュラリストさんの間で人気急上昇中です~♪
チャーリーさんとは、バリ東部でナチュラルソープを作っている白人のオーナーさん。
スキンヘッドで一見強面なアメリカ人なのですが、とっても優しくてキュートなかた♪
そのチャーリーさんが、バリでオーガニックチョコレートが作られているとか。
石鹸工房にオーガニックチョコレート工場を併設してるって??
インドネシア製のチョコレートって、お味がちょっと。。
ってのが多いのですが、コチラのチョコレートは、その製法とオーガニックにこだわリ抜いた極上のチョコレート!
グルメ&ナチュラリストの私としては、かなり興味シンシンです~♪
ってことで、ウブドから車で1時間30分ぐらいドライブしてきましたっ。
バリ島東部エリアといえば、バリ雑貨の宝庫!
青い海とビーチが続く海岸線をドライブしていくと、かつての王宮や昔ながらの塩田の広がる『クサンバ(kusamba)』、バリの先住民たちが暮らす『トゥガナン(Teganan)』
のどかな村々や漁村を過ぎると、高級ホテルひっそりとたたずむ、 新しいものと古いモノとが共存した町、ダイビングでも有名なチャンディーダサに到着します。
そして、知る人ぞしる自然派コスメの『センセイシャ(Sensatia)』。
最近人気急上昇の石鹸工房『アラムセンポール(Alam Zempol)』 など など 。
実は、バリ島のナチュラル・プロダクツがた~くさんある、 人気の 観光地でもあります。
そして、今回のお目当て!
バリ島東部のビーチエリア、チャンディーダサから、車で20分ぐらい北に行った場所。
ここに、チャーリーのチョコレート工場『Pod Chocolate』があります~♪
場所はジャスリビーチ(Pantai Jasri)沿いのヤシの森の中。
舗装された道路からそれ、田んぼの広がるのどかな道。
牛がのんびりとご飯を食べている横をすり抜け、 そこをズンズンと突き進んでいくと、ついに到着~!
海もすぐそこで、ほんっとに気持のよい最高の場所!!
スタッフ情報によると、この素敵な建物は地元と人たちが協力して作ったんですって。 デザインはチャーリーさん。
3年ほど前からチョコレート・ファクトリーを始めたそうで、 きっかけはインスピレーション!だとか(笑)
チョコも大好きなので、それなら材料も沢山とれるこの場所で作っちゃおう♪と始められたそうです。
また、バリ東部のカランガッサム(Karangasem)というエリアは、ココナッツの産地なので、 カカオやココナッツオイルなど、原料となる材料は簡単に手に入るのも良かったのでしょうね。
ちなみに、『Karangasem』の呼び方は、
カランアサム、
カランガセム、
カランガッサム
と色々。
バリ人の発音を聞いていると私は、『カランガッサム』が一番聞こえるかな~?
そしてココには、建物から材料から全て地元の人と協力して作った、とっても温かみのある空間がゆったりと広がってました。
バリ島では外国人が地元支援のためにと、村の素材や協力をえて、働き場所となる工場を作ってりして、村にお金を落とす方が多いんですっ。
もしかしたら、チャーリーさんもその一人かもしれませんね~。
しばらくステキな空間に浸っていたのですが、 営業中のはずなのに誰もおらず(^^;)
一応アポ取ってから来たのになぁ。。。
近くにいる人に聞いたら、今からスタッフ呼んでくるから待っててーだって。
ちょうどお昼時間だったので、みんな帰ってゴハン中とのこと。
こんなところがバリっぽくて、なんだかのどか~。
こちらのチョコレートはローチョコレートと言って、 非加熱(一定の温度以下で作る)チョコレートなのだそうです。
通常では焙煎したカカオ豆を使うとのことですが、 こちらのチョコレートは焙煎せずに使うので、ポリフェノールなどの栄養を余すことなく使った、たっぷりの贅沢なチョコレートなんですって!
純粋な生のカカオ(ローカカオ)は、欧米ではスーパーフードとして、ナチュラリストさんやローフードの方に愛され大ブーム。
チャーリーさん自身も、専用のヨガルームを工場の2階に作っていたり、かなりのナチュラリストさん。
なので、食べ物や生活にも、カラダに優しい自然モノへのこだわりが出ているんでしょうねっ!
チョコレート製造工程も見れるとの事だったのですが、この日はすでに終了。
チョコレートを作っているのは午前中だけで、早ければ11時にはスタッフは帰宅してしまうとのこと。
8時からお仕事スタートするので、チョコレートの製造工程を見たかったら、平日の9時頃に行くのがオススメですよっ!
わざわざスタッフにお店を開けてもらって中へ、そして試食させていただきました~♪
カカオ60%の苦さ控えめのチョコレートと、カカオ85%のゴジベリーという実を練りこんだチョコレート。
ゴジベリーとはクコの実のことで、果実の中で一番栄養素があるのだとか。
そのほかにはブラックライスクリスピーの入ったクランチチョコレートやはちみつ、ココナッツシロップも!
魅力的な商品ばかりで困っちゃう~!!
ココナッツシロップはコーヒーに入れると、とっても甘く南国テイスト風で美味しそう♪
お家で簡単に、スタバのような、フレーバーコヒーを楽しめちゃう。
パンケーキにかけてもおいしそうだし、ヨーグルトに入れてもいいかな~♪
うふふっ 夢がふくらみます。(笑)
すべてオーガニックの地元原料を使い、手作りで作られたチョコレート。
こんな素敵な工場で作られたと思うだけで、なんだかホッコリしちゃいますよね。
■チョコレート工場見学で役立つ単語~インドネシア語&バリ語
チョコレート
coklat
チョコラッ
味
rasa
ラサ
甘い
manis
マニス
苦い
pahit
パヒット
おいしい
enak
エナッ
気になるチョコレートのお味は♪
カカオマス85%とかなりビター!
ビターチョコレート好きが食べても、かなりパンチの効いたビターでした。
ミルクチョコレートなどが好きな人は、苦くて食べれないかもしれません。
ただ、甘さはほとんどないので、胸焼けせずけっこう食べれちゃいます!
ダイエットには、70%以上のカカオがいいって聞くので、 お菓子で食べると言うより、健康食品としてという感じならありかも?
たしかに、ひと粒食べただけでも、空腹を収まりそうな感じは、ダイエット中に食べるのにはいいのかな?って感じました。
口に入れると、はじめは苦く、後からホワ~~ンと甘さがきます。
濃厚かカカオ本来の風味が、けっこうクセになるかもしれませんよ。
温かいドリンクのトッピングにしたり、お菓子の材料として、使うというのも良いかもしれませんねっ。
■チョコレート工場見学で役立つインドネシア語&バリ語
チョコレート工場に行きたい
saya mau ke pabrik coklat.
サヤ マウ ク パブリック チョコラッ
ここらかどのくらいですか?
Berapa jauh dari sini?
ブラパ ジャウー ダリ シニ?
試しても良いですか?
Boleh coba?
ボレ チョバ?
何が入っていますか?
isinya apa?
イシニャ アパ?
これはいくらですか?
ini berapa harganya?
イニ ブラパ ハルガニャ
カカオ豆は、
ブレレン(Buleleng)、
ウブド(Ubud)、
カランガッサム(Karangasem)、
ヌガラ(Negara)
などで、オーガニック栽培したものだけを使用してるこだわり派。
なんか、バリ島で栽培されたカカオのチョコレートを食べれるなんて。
バリ旅行から帰ったら、ちょっと友達に自慢できちゃうかも~♪
こんなステキな場所なので、チョコレートが食べれるカフェがあったらいいな~♪
なんて思うのですが、今のところその予定はないそうです。
でもロケーションは最高なので、 ピクニック気分でビーチに座って食べると言うのもアリ!? 美味しいコーヒーは持参でお願いします(笑)
すぐそこは海で、こんなところでお仕事なんて贅沢~! むしろ仕事はしたくない!?
工場をたっぷりと見学した後は、敷地内散策~♪
工場の敷地内をぐるりっとお散歩してみると、海の目の前にとっても大きなブランコを発見!
ヤシの木の間につるされたブランコのロープは5メートル以上!?
海に向かって飛んでいく感じなので、本当に気持ちがよい!
勇気のある人は、2メートルくらいの台があるので、 そこに乗ってジャーンプッ!!
童心に帰って思う存分遊べますよ~(笑)
ひとしきり遊んだ後は、チョコレート・ファクトリーからすぐ近くにある、穴場ビーチでのんびりランチに行ってきました~♪
チョコレート工場からほど近いホワイトサンドビーチ(Pantai Pasir Putih) は、東部エリアはアグン山の火山の影響により黒砂ビーチなのですが、このビーチは白砂ビーチなんです♪
しかも、ビーチの少ないチャンディーダサエリアでは、『こんなところあったの?』ってゆーぐらい、白く広い砂浜がひろがっていました。
チョコレート工場からは10分~15分程度と近く、お買い物ツアーの帰りに立ち寄りたい穴場スポットですよっ。
素朴な自然派アイテムと、穴場ビーチ♪
バリ東部エリアのチャンディーダサ近辺は、今までにない面白さ満載でしたっ!
ちなみに、ウブドエリアだと、ハノマン通りのKAFEやサリオーガニックにも置いてあるそうです。
オーガニック製品を扱う場所に置いてある確率高しです!!
もし、興味のあるかたは、探してみて下さいね。
ローチョコレートって何?
ロー(Raw)とは生という意味で、加熱していない生の状態のこと。
ローチョコレートとは生のチョコレートという意味ですが、生チョコとは意味が違います!
チョコレートは通常、焙煎したカカオ豆を使います。
コーヒーと同じように、豆を焙煎すると味や香りに深みが生まれるのですが、大切なココアの栄養素も消えます。
これって、もったいないですよね?
ローチョコレートはカカオ豆を焙煎せずに無精製のまま作っているので、 カカオの栄養素を余すことなく、ギュッと詰め込むことができるのです。
チョコレート・ファクトリーへのアクセス
住所
Jl.Pantai Jasri Jasri – Beach Karangasem
チャンディダサから7~8キロ北上し、”Jasri”の石標を過ぎ、 200メートル進むと”VILLA MATANAI”という垂れ幕が見えたら右折。
田んぼの広がるのどかな道を進み、”VILLA MATANAI”の垂れ幕を右方面へ進みます。
大きな看板を左折し、かやぶき屋根の家が見えてきたら到着。