鳥と王冠のソロ産バティック！インドネシアのジャワ更紗 bt0035

艶めきを感じるソガ色
『栄光』を意味する伝統柄

ちょっぴり可愛さも感じる
ソロ産クラシック・バティック

木の枝にとまる一対の鳥と王冠、大きく広げる翼とそびえ立つ山。

整然と並べられた模様は古典バティックの特徴でもあります。

沢山あるバティック工房の中でも目の細かい良質なコットン生地を使い、いつまでも鮮やかな発色のソロバティックを厳選して仕入れています。

鳥と王冠のソロ産バティックのデザイン

バティック全体の柄

ワフユ・トゥムルン（Wahyu Tumurun）と呼ばれるモチーフは古典バティックに分類され、14世紀に誕生した由緒正しきモチーフが並べられています。

ちょっぴり赤みがかった茶色はソロの伝統バティックならではの色調。

古典柄なのにモダンな雰囲気に見えるのは、ダイヤ柄のようなチェックの下地のデザインだからでしょうか？

地味な印象になりがちなソロバティックにアレンジを加える事で、現代風の新しいデザインに見えてくるのが不思議！

現地ではどのように使われているの？

インドネシアでは伝統的なジャワ式の結婚式で使われる事が多く、とても縁起の良い柄。

最近の流行りはシャツに仕立てる事。

正装にも使えるインドネシアのバティックシャツはフォーマルな席でも活躍します。

2023年にはインドネシアのボロブドゥール遺跡を訪れた天皇陛下が、ワフユ・トゥムルンのバティックを着用していたことでとても注目されました。

美しすぎる布

インテリアでの使い方

同じパターンが並ぶ柄なので、統一感を出したい時にピッタリかも。

例えばクッションの柄を揃えたり、テーブルランナーや収納を隠す目隠し布など。

部屋の印象をまとめるのに最適ですね。

一般的なバティックよりも上品な光沢感があり、しっかりとした色柄が特徴。

バティックを上手に取り入れて、オシャレに演出してみませんか。

バティック柄の意味は？

「ワフユ・トゥムルン」（Wahyu Tumurun）という名前は直訳すると「天からの啓示（wahyu）が下る（tumurun）」という意味。

このバティックを身に着ける事で夢を実現するように導く『人生の栄光』という意味合いがあります。

「目標を達成したい時、昇格した時」

「夫婦円満が永遠に続くという意味も込められているため」

伝統的なジャワの結婚式でよく着用される特別なモチーフとして選ばれる理由です。

一つ一つの柄の意味を知ると、バティックを使うシーンも広がりそう！

このバティックとっても素敵！なーんて言われたら、実はこのバティックの意味はね、、、なーんて自慢できちゃうかも？

晴れやかなシーンに、ぜひ使ってみてくださいね。