
使うオイルでこんなに違う、石けんの特徴
こちらのページは、石鹸に使われるオイルのおはなしです。

● ココナッツオイル
ココナッツオイルは、ココヤシの実の核中の果肉を
乾燥させてできたコプラから採油したオイルです。
ココヤシは、熱帯地方の海岸沿いに生息する多年生の常緑樹で、その果実の核から、おもに圧搾法でオイルをとります。
核の内部の脂肪質を乾燥させたものは、コプラというため、
コプラオイルともココナッツオイルとも呼ばれます。
常温では個体ですが、融点が低いため素早く溶ける性質があります。
主生産国:インドネシア、フィリピン、メキシコ
石鹸にしたときの性質
色 :白から黄色っぽい色
固さ :非常に固い
香り :ほとんど無臭
泡 :素早く大きな泡がたつ
使用感:さっぱり
● パームオイル
パームオイルは、アブラヤシの果実の果肉部から圧搾法でとったオイルです。
果核から採油したものは、パームカーネルオイルといいます。
アブラヤシは、主に熱帯地方に生息しています。
幹の太さは20メートルに達し、葉は4メートルにも達します。
直径5cm前後の果実をつけます。原産地は西アフリカです。
パームオイルは、カロチンを多量に含むためオレンジ色をしています。
独特の香りがあり、主に石鹸に用いられています。
主生産国:ナイジェリア、インドネシア、マレーシア、シンガポール、フィリピン
石鹸にしたときの性質
色 :白から黄色っぽい色
固さ :非常に固い
香り :弱いオイル臭
泡 :ゆっくりと小さな泡がたつ
使用感:とてもマイルド
● オリーブオイル
オリーブオイルは、オリーブの果実を圧搾して得た果汁です。
果汁がそのままオイルになります。
オリーブは、モクセイ科の常緑高木で主に地中海沿岸地方に生息します。
高さは10mにも達します。日本では、小豆島など瀬戸内海沿岸でわずかに生産されています。
オリーブオイルは、黄緑色で独特の芳香があります。
脂肪酸組成では、オレイン酸を多量に含み(60~80%)、
純オレイン酸の原料として用いられることもあります。
主生産国:ギリシャ、イタリア、スペイン、チェニジア、トルコ、ポルトガル
石鹸にしたときの性質
色 :黄色から緑
固さ :固い
香り :弱いオイル臭
泡 :ゆっくりと小さな泡が立つ
使用感:とてもマイルド
● ピーナッツオイル
ピーナッツオイルは、40~50%もの油脂を含むピーナッツ(落花生)の種子から採取したオイルです。
ピーナッツは、マメ科の一年生草木で、南アメリカが原産地ですが、
現在では多くの場所で生産されています。
ピーナッツオイルは、淡黄色で無味、特有の芳香を持っています。
現在では、よくアレルギーが報告されているオイルですのでご使用にはご注意ください。
主生産国:インド、中国、アメリカ
石鹸にしたときの性質
色 :黄色
固さ :軟らかい
香り :ほとんど無臭
泡 :ゆっくり小さな泡が立つ
使用感:とてもマイルド
● コットンシードオイル
コットンシードオイルは、綿を採った後の綿花の種子核から採取したオイルです。
綿花は、アオイ科の一年生草木で、東アジア原産ですが、
雨期・乾期のある気候に適していたため、
現在では気候条件の厳しい場所でも多く栽培されています。
コットンシードオイルは、淡黄色で美味しい油としても評判が高いオイルです。
主生産国:アメリカ、中国、インド、アラブ諸国
石鹸にしたときの性質
色 :黄色
固さ :非常に柔らかい
香り :弱いオイル臭
泡 :ゆっくり小さな泡が立つ
使用感:マイルド



















