アロエは、お肌の水分バランスを整える保湿効果やお肌のキメを整える収れん作用があると言われています。

また、美白作用や肌のほてりを抑えることなどから、夏用のスキンケアにもよく用いられます。

その他にも、お肌の活性化を高め、老化防止効果があるとも言われています。

＜豆知識＞

アロエは、ユリ科に属する多年生の植物で、300種以上の種類が知られています。原産国はアフリカです。

ビキニ環礁での水爆実験で、被爆してしまった人々に、アロエベラを用いて効果をあげたことから、一躍脚光を浴びることになった植物です。
それまでも、民間伝承薬として”薬の木”などの愛称で親しまれてきました。

オートミールは、石鹸にスクラブ効果をもたらす目的で穀物のオプション材料としてひんぱんに登場します。

このオートミールは、軽いスクラブ効果があり、古くなった角質や汚れを落とします。

また、保湿効果や肌のキメを整える効果もあると言われています。

クローブには、加温効果がありバリ式エステのホットスクラブには、必ずと言っていいほど登場します。

また、強力な殺菌効果があり、お肌を清潔に保つとともに、冷え性の改善などにも古くから用いられていたようです。

＜豆知識＞

クローブは、インドネシア原産の丁字の実です。
古くから皮膚感染症や歯痛などの民間伝承薬として用いられ、その歴史は２，０００年以上もさかのぼるそうです。

黒砂糖は、お肌の表面に保湿膜をつくり、お肌をしっとりなめらかにする効果があると言われています。

また、黒砂糖に含まれるオクトオリゴ糖は、シミや肌荒れなどのお肌のトラブルに効果を発揮すると言われています。

灰皿にコーヒーの出がらしを入れ、たばこの匂いを消すことなどからも、コーヒーの消臭効果は有名です。

そのほかにも、石鹸原料の水をコーヒーに変えると色づけに、粉ごと入れるとスクラブ効果が得られます。

また、コーヒーに含まれるカフェインは、引き締め効果や脂肪の代謝効果で知られています。

＜豆知識＞

コーヒーは、アカネ科の常緑灌木でエチオピアが原産と言われています。
深紅の果実の中に、2個のコーヒー豆が実ることから、チェリーという愛称もあるとか。

コーングリッツは、主に石鹸にスクラブ効果を与えるために配合します。

また、コーンに豊富に含まれるビタミンＥやビタミンＦは、お肌の保湿や老化防止にも効果があると言われています。

シーウィードには、たくさんのビタミンやミネラルが含まれ、古くからスキンケアに用いられてきました。

現在でも、タラソテラピーなどでシーウィードが用いられています。

効能は多岐にわたるようですが、お肌に関するものは、保湿・引き締め・老化防止効果が代表的といわれています。

シナモンは、加温効果がありクローブとともにホットボディースクラブには盛んに用いられています。

シナモンには強壮効果があると言われ、疲労や冷え性などの強壮に用いられてきました。

また、消毒・殺菌効果もあることから、お肌を清潔に保ってくれます。

＜豆知識＞

シナモンはインドやインドネシア原産の常緑樹で、よく見かけるスティックのシナモンは樹皮の内皮を乾燥させたものです。

ジンジャーには、発汗を促す作用があり、お肌の新陳代謝を高める作用があると言われています。

また、殺菌・消毒効果もあるので、お肌を清潔に保ってくれます。

ジンジャーも、バリ式エステのホットスクラブには必ずといっていいほど登場します。

さらに、全身のトリートメントが終わった後の、紅茶の中にもジンジャーのスライスが入ってたりします♪

ターメリックは、古来からインドネシアのジャムウやインドのアーユルベーダ、中国漢方などで胃腸や肝臓などの伝統的治療薬として用いられてきました。

お肌には、強力な抗炎症効果、抗菌・抗真菌効果で知られ、水虫や乾癬などの発布剤にも用いられています。

バリのエステでは定番で、ターメリックで体をこすった後に、ヨーグルトで全身をトリートメントしたりします。

ナツメグは、血流を高めお肌の新陳代謝を高める作用があると言われています。
また、湿疹の民間伝承薬としても知られています。

＜豆知識＞

ナツメグは、インドネシア原産の常緑樹で、成長すると高さ２０ｍにまで達します。
インドなどでは、催淫の生薬としても用いられているようです。

はちみつは、肌の表面に保湿膜をつくることで肌荒れを防ぎ、肌をしっとりしなやかに保つ保湿効果に優れていると言われています。

私が子供の頃、冬に唇が荒れてしまうと、よくはちみつを塗っていました。（結構治りが良いんですよ♪）
乾燥肌の方や、疲れでくすみや肌荒れが気になる時には、蜂蜜入りの石鹸がおすすめです。

＜豆知識＞

はちみつには、古来から防腐・抗菌効果があることで知られていました。

古代エジプト人達が、王をとむらう時などに、はちみつで防腐処理をしていた話は有名です。
昔の人の知恵ってすごいなと思います。

ビーズワックスは、固さの出ないオイルを原料とした石鹸や、糖分などを加えた石鹸に固さを出すために使用します。

ビーズワックスを加えた石鹸は、固くもちがよくなります。

また、石鹸のphを中性に近づけることなどから、よりお肌に優しい石鹸になります。

他にも、エモリエント（皮膚軟化）効果や防腐・抗菌効果があるため、スキンクリームやリップスティックにもよく用いられています。

＜豆知識＞

ビーズワックスは、ミツバチの巣からとれるろうですが、巣の子供部屋や食糧倉庫を固く頑丈にするとともに、細菌の侵入や食料の腐敗などからも巣を守っているようです。

ライスブランは、日本におけるスキンケアではとってもポピュラーなものです。

米ぬか風呂や米ぬかローションなどで、古くから使われてきているので、その保湿効果はすでに実証済み（？）かと思います。

また、米ぬかに含まれるオリザノールには、お肌のハリを保ち、老化防止に効果があると言われています。

その他にも、軽いスクラブ効果があります。

＜豆知識＞

スキンケア用の米ぬかは、精米時に一番最初にとれる柔らかい部分を使うと、とっても肌に優しいようです。