今回はあるバリ人家庭のガルンガンの準備を見させていただきました~♪
ガルンガンというのは210日ごとに巡ってくるウク歴のお正月だけあって
日本のお正月とお盆にとても似ているので、
面白いな~と思って拝見させていただいていました(^^)。
ガルンガンの前日はプナンパハンと呼ばれています。
プナンパハンは、ガルンガンを迎えるためにいろいろな準備をする日。
日本の大晦日という感じでしたよ。
ガルンガンに決まって登場するのはラワールという豚のお料理。
こちらは早朝、夜明け前に豚を堵殺することから始まります。
でも今回はこちらでは親戚の家ですでに終わっていたので、
ほっ。
女性と男性、それぞれ役割分担があります。
サテは「焼いた」、アヤムは「鶏」という意味です。
文字通りに訳すと「焼き鳥」ですが、焼き鳥というより、つくねみたいです♪
まずはニワトリを絞める所からスタートするのですが、
そのシーンはカットさせていただきますね(><)
赤玉ねぎとにんにく、ウコン、唐辛子、塩などを加えて、鶏肉とよく練り合わせて、
練り合わせたものをこちらの太い竹の串の先に
トリモチのようにつけて(いつもそう見えてしまうんです(^^:))、焼きます。
ココナッツの実の殻に火をつけました。これで炭を作るんですね♪
ココナッツの殻の炭というのが、いかにもバリらしいです!
綺麗に並べらたサテ達。
男性陣はここで火の番。
ヤシの実のイスがいい感じ♪
こうして一生懸命仕事してはいるものの、
私には、男性はいつもまったりのんびりしているように見えてしまうのです(^^:)
サテを並べて焼き始めました!
じっくり、じっくり焼いていきます。
美味しそうな焦げ目がついてきました~。いい匂い♪
焼けたところから完成です♪
他に男性はおしゃべりしながら、ペンジョール作りもしていましたよ~。
祖先霊や神々は、このペンジョールを目印に
各家庭に降り立つと言われています。
各家庭、いろいろな飾り付けです。
竿の上の方のアーチはアグン山を表しているそうです。
また竿の下の方は大地からの恵みの作物、
果物、稲、砂糖きび、ヤシの実などを吊るすそうです。
バリ人の自然の恵みに感謝している気持ちが
このペンジョールからも伝わってくるようです。
女性はチャンナン作りです♪
お供え物作りはいつも女性です(^^)
小さな女の子もお手伝いをします。
お手伝いできることが、とても誇らしげに見えました♪
美しいです~。
こちらは家のお寺にお供えします。
こうして準備も終わり、
次の日のガルンガン当日はバリ式の正装を着て、
村や親族のお寺に供物を持って行ってお祈りし、
自分の家のお寺でもお祈りします。
バリ・ヒンドゥの方がこうして神様のために何かしている時の
生き生きとした感じが、私はとても好きなんです♪
次の日のガルンガン当日はとても晴れやかにお寺詣りをしていましたよ~。
またこの話はいつか(^^)
読んでくださってありがとうございました!
Mieko